CZ75-Auto
「CZ75-Autoは、最高のキルタイムを誇るピストルだが、弾数が非常に少ないため厳格な射撃規律が求められる。」 ― ゲーム内説明
CZ75-Autoは、Counter-Strike 2に登場するピストルである。ゲーム内唯一のフルオートピストルで、Tec-9(T側)またはFive-SeveN(CT側)と同じ装備枠を共有する。
概要
CZ75は、チェコスロバキア(現チェコ共和国)のČeská zbrojovka Uherský Brod(CZ)社が1975年に開発したセミオートマチックピストルである。冷戦時代の東側を代表するハンドガンとして知られ、その後多くのピストル設計に影響を与えた。
ゲーム内のCZ75-Autoは独自のフルオート改造を施したバージョンとして登場。グリップの前部に予備マガジンが装着されているユニークな外観を持つ。2014年2月12日に追加され、当初は非常に強力だったため、数々のバランス調整を経て現在の性能となった。
基本データ
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 価格 | $500 |
| キル報酬 | $100(コンペティティブ) |
| 陣営 | 両陣営 |
| マガジン容量 | 12 / 12 |
| 連射速度 | 600 RPM |
| リロード時間 | 2.7秒 |
| 移動速度 | 240 HU/s |
ダメージ
| 部位 | 防具なし | 防具あり |
|---|---|---|
| 頭部 | 127 | 111 |
| 胸部・腕 | 31 | 27 |
| 腹部 | 39 | 34 |
| 脚部 | 23 | 23 |
弾数が非常に少ない
CZ75-Autoは12発のマガジンと12発の予備弾(合計24発)しか持たない。ピストル中最も少ない弾数なので、無駄撃ちは厳禁。
精度
| 状態 | 精度値 |
|---|---|
| 静止時 | 7.20 |
| しゃがみ時 | 6.10 |
| 移動時 | 14.40 |
特徴
長所
- フルオート射撃: 唯一のフルオートピストル
- 高い連射速度: 600 RPMでSMG並みの連射
- 高い瞬間火力: 最速のキルタイムを持つピストル
- 高い防具貫通力: ヘルメット貫通が可能
- 両陣営使用可能: TでもCTでも選択可能
短所
- 弾数が極めて少ない: 12 + 12 = 24発のみ
- 取り出しが遅い: 他のピストルの約2倍の時間
- リロードが長い: 2.7秒と長め
- キル報酬が低い: $100のみ(通常は$300)
- Tec-9/Five-SeveNと選択式: どちらかしか持てない
運用方法
CZ75-Autoは近距離での瞬間火力に特化した武器。弾数の少なさから、慎重な弾薬管理と正確なエイムが求められる。
基本的な撃ち方
フルオートスプレー
近距離では頭を狙いながらフルオートで撃ち込む。12発で敵を確実に倒す必要がある。
短いバースト
中距離では3〜4発のバーストで撃つ。リコイルが激しいため、短く区切って撃つ。
立ち回り
- 待ち伏せ: 角で待ち構えて敵を瞬殺
- フェイクピック: ライフルを持った敵の武器を奪う
- エコラウンド: 近距離戦を強いるポジションで使用
- AWPのサブ武器: 近距離での緊急対応用
エイムのコツ
- 必ず近距離で戦う
- 頭を狙って撃ち始める
- 12発以内で敵を倒す意識
備考
- 2014年2月12日にCS:GOに追加された新武器
- 追加当初はP250スロットに配置されていたが、後にTec-9/Five-SeveNスロットに移動
- 数々のナーフ(弱体化)を受けた歴史がある:マガジン減少(12→8→12)、ダメージ減少、取り出し速度低下、キル報酬減少
- グリップ前部の予備マガジンは外観のみで、使用済みでも消えないバグがあった(後に修正)
- ゲームファイル内では.357口径と記載されているが、実銃は9mm
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